願書の準備に役立った書籍
こんにちは、LandsEndです。
今回は、願書作成の下準備として、読んで役立った書籍をご紹介したいと思います。
願書は、学校により様々なお題がありますが、どんなお題でも、大きく分けて3パートから構成することが多いように思います。
すなわち、
①我が家の教育方針やそれを支えるエピソードを語るパート
②学校の魅力とそれがいかに教育方針とマッチするかを語るパート
③その学校でどんな子に育って欲しいか、将来の展望を語るパート
以下、各パート毎に役立った書籍名と、一言感想を記載します。完全なる私見です笑
①教育方針を言葉でどう表す?
お受験の願書や面接では、各家庭の大きな教育方針、それを実現するために大切にしていることを、明確な言葉で表現する必要があります。
普段、何も考えていない訳ではないはずですが、、なんとなく頭にあること、日々実践していることを言葉にするのは意外と難しいと感じました。そこで、以下の書籍から自分の考えにピタッとはまる表現を探し、アレンジしました。
- 「伸びる子どもは○○がすごい」/榎本博明/日経プレミアシリーズ
自分の感情や行動をコントロールする力、確かに大切だ、私もそれを意識していたんだ、と気づかせてくれた本。
- 「9歳までの男の子の育て方」/飯田道郎/世界文化社
伸芽会の代表者の方が書かれた書籍。子供の反応が理解不能だったとき。理解できなくていいんだ、別の生き物なんだもん、と気持ちを楽にしてくれ、声掛けの仕方を教えてくれた本。
②どんな学校なの?
学校を知る機会は、在校生のお知り合いがいなければ、HP・学校のパンフレット・学校説明会と非常に限られています。しかも今年はコロナ禍で説明会が中止やオンライン開催となり、さらに学校を理解するのが難しい年でした。少しでも学校の考え方を垣間見たいと参考にした書籍は以下です。
読んだ結果、我が家には合わないと感じた学校もありました。
- (学習院初等科)「子供は若殿、姫君か?」/川島優/ディスカヴァー携書
元初等科長により、教育方針・教育に対する考え方がまとめられた1冊。ジャックの学校研究会で参考図書として挙げられていた。
- (成蹊小学校)「たくましい実践力が「深い学び」をつくる」/成蹊小学校/東洋館出版社
学校の先生方が執筆された本で、説明会でも推薦図書として挙げられていた1冊。教科毎に子供達の様子が手に取るようにわかるよう記述されている。
- (成蹊小学校)「中村春二」/みやぞえ郁雄/小学館
中村先生の半生がマンガでわかりやすくまとめられた1冊。子供達の個性を大切にする教育の原点が理解できる。
毎年願書の課題図書ときき、一読。福沢先生の人と成りから、学校の教育方針を推察できる1冊。
昨年度の願書の課題図書ということで、一読。小泉先生の波乱の生涯をドラマチックに学びながら、慶應義塾が教育上大切にしていることを学べる1冊。
③どんな子に育って欲しい?
各パートでご紹介すると言いつつ、、振り返ってみると、このパートは特に参考にした図書はありませんでした^^; 各校の魅力を踏まえ、多いに想像力を働かせて夢を語ればよいのだと思います。