三足のわらじを履いた猫

妻、母、法律家。家族の時間も、お受験も、キャリアアップも。

願書作成のスケジュール・進め方

こんにちは、LandsEndです。

今回は、願書の完成に向けたスケジュール・取組内容をご紹介します。

 

1.ゴールはいつ?~願書の提出パターンと時期~

2021年度入試については、私が知る限り以下の提出パターンがありました。

①全て郵送パターン

  • 個人情報を記載した願書と、志願理由等の作文を全てセットにして郵送する。
  • 10月1日から数日内に学校に必着。
  • このパターンは、前提として9月頃に願書を学校に取りに行く。コロナ禍もあり採用する学校数は減っているが、伝統校のいくつかは根強く採用。

②Web出願+郵送パターン

  • 個人情報をwebで登録し、志願理由等の作文は後日郵送で提出する。
  • web登録を9月末~10月頭頃に完了させ、その翌週には郵送提出も実施。
  • 伝統校、新興校両者とも採用する学校が増えている印象。

③Web出願+試験当日持参パターン

  • 個人情報をwebで登録し、志願理由等は試験当日に受付等で手交する。
  • web登録を試験1か月半~2週間程前に完了させ、その他は試験当日までに仕上げる。
  • 数は多くないが、新興校を中心に採用。

パターンにより若干の差はありますが、大体10月頭には完成(清書を完了)させている必要があります。

 

2.では内容はいつまでに固めればよいか?

提出期限との関係で言えば、10月までに対応すればよさそうです。

が、しかし。9月は子供の最終仕上げの時期。体調にも気を配りながら、模試、夏期講習の復習や過去問を使った演習等に時間を割きたい時期です。

さらに。願書は内容が完成して終わりではありません。手書きの清書にこそ時間がかかりますし、落ち着いて取り組む場所の確保も重要です。

 

このこともあってか、先輩ママからは、「夏までに願書の内容を完成させよ」とアドバイスを頂きました。

実際に、大手の塾では願書の添削サービスを受けるにあたり、8月末までに初稿を提出するように案内されました。

個人的には、7月末までに第1校の初稿を完成させる ことをお薦めします。

複数校出願する場合、学校研究は個々にする必要がありますが、「我が家の教育方針」は同じはずで、1校目が仕上がれば、この部分は(問われ方に合わせて若干表現を修正するとしても、)使いまわしができ、加速度的に仕上げていくことができます。

したがって、とにかく1校目の初稿を早く仕上げ、第三者からコメントをもらって修正し、遅くとも8月中旬には1校目を仕上げておくことが重要です。

 

3.スケジュール

以上を前提に、取組スケジュールと内容をざっくりとまとめると以下のようになります。

 

1月頃我が家の教育方針と、それを支える柱(教育方針を実現するために日頃から留意しているポイント)を3~4つ考え、さらにそれを支えるエピソードを書き出す

→以後、足りないエピソードを創っていくイメージで、お出かけのプランニングや子供への働きかけを行っていく。(これ、時間がかかるので重要です!)

2月~3月:塾が開催する学校研究会に参加する、関連書籍を読むなどして、志望校への理解を深める。

この時期に役立つ書籍については、こちらもご参照ください↓

sanzokunowaraji.hatenadiary.com

4月:説明会の日程と併せ、志望校各校の願書の提出パターンやスケジュールを把握

5月~7月上旬願書の土台作成。我が家は、ジャックの「ベストイレブン」のフォーマットを活用し、2週間に1校と決めて志望校全てのフォーマットを完成させました。詳細は避けますが、非常に秀逸なフォーマットです。

7月中旬:土台を参照しながら、1校目の願書の初稿を作成。

7月下旬1校目の初稿の添削を依頼(塾 or 信頼できる経験者など)

8月1校目の内容完成→他校もどんどん仕上げていく

9月:清書

10月初旬:提出

 

年明けから10月まで。長丁場ですが、願書対策は面接対策にもつながる極めて重要な作業です。平日に十分な時間が取れないからこそ、早めにスタートし、じっくり時間をかけて完成するとよいのかと思います。