三足のわらじを履いた猫

妻、母、法律家。家族の時間も、お受験も、キャリアアップも。

家庭学習の素材と工夫

こんにちは、LandsEndです。

 

今回は、家庭学習に関するワ―ママならではの工夫と、我が家が使った素材をご紹介したいと思います。

LandsEnd自身、先輩ママ達に伺った方法を参考にさせて頂き、我が家流にアレンジしました。一例として参考になれば幸いです。

 

1. ペーパー対策

【工夫】

平日、仕事からの帰りが遅くなるため、対策にかけられるのは朝の30分~50分のみ。

それもどれだけ時間が確保できるかは、子供の機嫌、身支度のスピードや自分の体調にも左右されます。貴重な時間の中で、何をやろう、と悩んだり、教材を開くのにもたついていては時間がもったいない。

そこで、土日に一週間の計画を立て、教材を全て揃え、月~金のファイルを作ってそれぞれ1日分をまとめておきました。問題集から切り取ったものや、個人塾でもらったプリントをコピーしたもの、ジャックのしゅくだいプリント等を色々混ぜて、最初は10枚前後から始め、最終的には25枚前後だったかと思います。

やることが日々決まっているので、すぐに内容に入れました。

子供への説明に時間が取られるなど、予定が消化できずにプリントが残ってしまった時は、土日に解消するように努めました。

 

【素材】

①こぐま会「ひとりでとっくん」シリーズ

年少時、家庭学習の習慣を確立する際に対象年齢の低いものを使用。

本格的な対策を始めてからは、苦手な単元を補充するために使用しました。若干難しい内容も含み、やり応え十分。

 

②理英会「ばっちりくんドリル」

穴のない基礎学力を確立するのに本当にお世話になりました。

志望校別に、頻出分野の番号をまとめた表がHPに掲載されており、志望校5校分を1枚に自分でまとめて、出題頻度の高い分野からどんどん潰していきました。

全55単元、それぞれに基礎編・応用編があるので全110冊あります。スタートの遅かった我が家は、年中の9月頃から年長の7月頃までをかけて、全体の7割をこなしました。

苦手問題には付箋を付けておいて、年長の夏手前に苦手問題のみ、2回目を一気に回しました。

 

③ジャック「領域別問題集」「ハイレベル領域別問題集」

どの様な単元があるのかの把握のため、年中の秋に「領域別問題集」3冊を一通り。

年中の冬頃から、ハイレベル全5冊のうち、「お話の記憶」「推理」「言語・常識」の3冊を選んで一通り。前2者は受験直前期に2回目を回しました。その名の通り、ハイレベル。始めた当初は歯が立たちませんでしたが、塾での勉強が進み、少しずつ理解が追いつきました。

 

④その他 苦手分野の補強に使った問題集

  • ピグマリオンー点図形のみ利用。難易度は高め。
  • 日能研 能力開発問題集」ー迷路のみ利用。やや歴史を感じる絵ではあるが、問題数が多い。
  • 伸芽会「ステップ・ナビ」ー数の本番レベルのみ利用。様々な小学校の過去問で構成されており良問が揃っている。難易度が★で示されている点は使いやすい。
  • 「ジュニア・ウォッチャー」-四方観察、系列のみ利用。易しい問題から難しい問題まで、バランスよく構成されている。

 

2.巧緻性・絵画

【工夫】

保育園から帰ってきて、疲れている夕方はペーパーでなく巧緻性に充てることに。

こちらも月~金のファイルを作り、一人で手に取ってできるように、指示文を全てひらがなで書き、素材と共にファイルに入れておきました。

【素材】

ジャックの春期講習で教えて頂いた課題(紐通し、輪ゴムかけ、安全ピン、お箸、セロテープ貼り、折り紙等)ちぎり、はさみ、お絵描き、粘土などなど。志望校の過去問や、個人塾で教えて頂いた課題も参考にしながら、毎週末、課題作りに頭をひねりました。

動物や人間など、基本的なものを素早く描くために参考にさせて頂いたのはこちら。

  • 「決定版 1日10分でえがじょうずにかけるほん」-〇△□を基本として、動物や人間を上手に描くアイディアが詰まった本。

3.運動

【工夫】

基本的には父親の担当でしたが、アイディア出しはしていました。ジャックでの様子を見ていて、腕の力が弱いと感じたため、紙でっぽうをペーパー開始前にやらせたり、お手玉キャッチで気分を盛り上げたり。ペーパーの前に体を動かすと、その後のノリも良いように感じました。

コロナ禍で外出が制限された際には、朝の走り込み、縄跳びやオリジナルの体操カードを利用したバランス練習をしていました。

 

4.子供の面接対策

【工夫】

お話好きな子供だったので、普段の会話で語彙を増やせるように、子供の使った言葉をあえて違う表現で「そうか、○○だったんだね。」と返してみたり、「それは○○という気持ちかな?」と言葉にしてみたり。あとは、個人塾で毎回数分面接の時間を設けてくださったため、その時に応えられなかった質問の答えを一緒に考えたりしていました。あまり「対策」ぽくなく、会話の延長で行う方が、子供も自然な受け答えが身につくように感じました。

【素材】

上記以外では、保育園への通学時間を利用して、こぐま会「めんせつれんしゅう」の冊子からこっそり質問をピックアップして、子供との会話の素材にしていました。