三足のわらじを履いた猫

妻、母、法律家。家族の時間も、お受験も、キャリアアップも。

小学校受験 対策スケジュール

 こんにちは、LandsEndです。

本日は、受験対策スケジュールをご紹介したいと思います。

我が家がなんとなく小学校は私立がいいかな・・と思い始めたのは子供がプレ年少の時。知識・経験ゼロから親のリサーチ活動を始め、年少から子供の家庭学習を始め、塾通い等の本格的な対策を始めたのは、年中の秋(新年長)からでした。

振り返って考えて、やっておいてよかった点、こうしておけばもっとよかった!と思う点と併せて、学年ごとに記載します。

もっと早い時期から塾に通い、対策を徹底されているご家庭と比べるとお恥ずかしい限りですが、これでも間に合うんだ。。と参考になれば幸いです。

 

①プレ年少=親の情報収集期

春頃(4~6月)

  • なんとなく知っている名前の小学校を検索し、説明会の予約を入れる。
  • 5月に何校か行くも、良し悪しの判断ポイントが掴めず。

(よかった!)

  • 早い時期に各校の説明会の時期や予約のタイミングを把握できた。

(改善点!)

  • 当初から、小学校受験の目的に立ち返って学校選びの基準を立て、戦略的に学校を選択して参加すべきだった。
  • 特段ポリシーなく、中学が付いているかなど重要なポイントも調べずなんとなく知人に勧められるまま学校を選択し参加したため、無駄が多かった。

夏~秋頃(7~9月)

  • 引き続き何校かの説明会に参加。
  • 私立小学校展に参加。小学校の多様さや、各校の担当者のカラーの違い等を肌で感じる。

 

②年少=家庭学習の習慣付け期

春頃(4~6月) 

  • こぐま会の「ひとりでとっくん」シリーズから対象年齢の低いものを選び、毎日机に向かうことを目標に家庭学習スタート。

夏~秋頃(7~9月)

  • 「家からの距離が近いこと」「中高一貫校にそのまま上がれること」「子供が伸び伸びできる環境があること」の3点で学校を選び直し、前年に参加できなかった説明会に参加。
  • 季節と数字の勉強を兼ね、カレンダー作りをスタート。その月に合ったお絵描きと、数字の穴埋めを楽しんで行う。年長の夏まで継続。

(よかった!)

  • 結果的にコロナ禍のため年長時の説明会や学校見学会がほぼ中止になったため、この時期に見聞したことも願書作成時に役立った。

秋~冬頃(10月~3月)

  • 「ひとりでとっくん」シリーズでの家庭学習を継続。1日30分を目標に、クオリティはともかく、、とにかく毎日。
  • 季節カードや、おはじきを活用して基礎的な概念を身に付けることを意識。

 

③年中=学習の本格化期。

春頃(4~6月)

  • 家庭学習は継続。
  • 現時点での学力を知るために、初めて大手学習塾の模試を受ける。平均より下だった分野を中心に強化。 

夏~秋頃(7~10月)

  • 塾選びのため、複数の説明会に出席。11月から年長クラスが開講することを知るも、塾慣れのため伸芽会の年中コースを数か月のみ受講。
  • 志望校を検討。志望度の上がってきた学校の説明会に再び参加。
  • 学校説明会の際に、学校近隣でチラシを受け取った個人塾の1つに連絡。母向けのカウンセリングも受けながら進められる点に魅力を感じ、大手と個人塾を併用することを決心。
  • ジャックの働く母親向け講座を受講し、その努力や工夫のレベルの高さに触発される。いくつかのアイディアを早速取り入れて家庭学習のクオリティを高めた。

(改善点!)

  • ペーパーはさておき、自宅で教えることが難しい受験体操は、新年中からやっておいてもよかった。新年長クラスで周りの子供達の動きの良さにひとしきり焦燥感を感じることになった。

秋~冬頃 11月~3月

  • ジャックの学校別クラス、受験体操、個人塾、塾の復習を週末に詰め込み、平日は朝の家庭学習30分~40分、夕方の巧緻性対策30分のみ。
  • 家庭学習は理英会出版の「ばっちりくんドリル」をメインに利用。
  • 志望校の過去問を意識して、頻出分野から着手、徐々に分野を広げた。
  • お正月は、おせちを手作りし印象深いものに。また、家庭の教育方針の幹、それを支える枝、象徴的なエピソードの洗い出しを実施。
  • 2月、受験する可能性のある学校全てについて、ジャックの主催する学校研究会に参加。学校概要、出題傾向、求められる家族像を把握。

(よかった!)

  • 小学校受験はペーパー、体操、行動観察、巧緻性、面接が複合的に評価されることを意識し、広く、浅く、穴を作らないことを意識した。
  • 冬の段階で願書の骨子を作ることで、以後、足りない分野のエピソードを作るように意識できた。

 

④年長

春(4~6月)=夏までは苦手の穴埋め期。親は願書・面接対策も開始。

  • 家庭学習の少なさを痛感していたところに恵みのコロナ禍。保育園のお休みとテレワークの環境が図らずして整い、ペーパーの苦手分野を徹底的にやり込んだ。幼児ながら、1日4~5時間程はペーパー、巧緻性に取り組んだ。
  • 体操は、父親と朝の公園で。ジャックのオンライン授業も活用し、体力を落とさないように意識。
  • ジャックはオンライン授業、個人塾はSkype授業となり、不自由ながらもマイペースで取り組む。GW講習もオンラインとなる。
  • 5月から、願書の素案作りスタート。

夏(7~8月)=過去問を開始し、時間を意識して演習を積む。願書の深化。

  • 家庭学習は元のペースに。平日は朝の家庭学習40分~50分、夕方の巧緻性対策30分。「ばっちりくんドリル」を終え、8月から、家庭学習の素材を志望校複数の過去問に切り替えた。
  • ジャックの夏期講習を受講。マスクを着けたままの授業や体操に慣れながら、苦手分野の解消に努める。夏期講習前半で心もとなかった子供が、8月の後半では自信を付け、できることが格段に増えていることに驚く。
  • 7月末には願書の1校目を仕上げ、ジャックの願書添削サービスを利用させて頂く。
  • オンラインで複数の学校説明会に出席。願書に使える内容を意識してメモ取り。

秋(9~10月)体調に気を付けながら、ラストスパート。10月頭、出願。

  • 夏の頑張りが実を結び、9月の学校別模試では好成績を連発。よい流れで9月末の埼玉校の受験に臨み、合格を頂く。この合格は、11月まで我が家の心の支えに。
  • 10月、自信をつける時期ときき、家庭学習では新しい問題はほとんどやらず、2回目以降の教材で構成する。ピークが9月だったのか、10月は中だるみで模試の成績も振るわず、直前期に焦りを抱える。
  • 親の面接の想定QA集を学校ごとに作成。夫婦で夜な夜な何度も打合せ。

(改善点!)

  • ピークをあと1か月後ろ倒せればベストだった。だが、どうすればそうなったのかは…未だ不明…。

11月=本番!

  • とにかく、試験会場に無事に来られてよかった、と毎回感謝して送り出す。
  • 試験の連続で子供も疲弊するので、消化のよい夕飯を心掛け、早寝早起きを徹底。