小学校受験のメリット・デメリット
こんにちは、LandsEndです。
今回は、小学校受験に取り組む意義について、考えるところを書きます。
1.なぜ、忙しいのにあえてのお受験?~小学校受験のメリット~
日々の仕事に家事、保育園の送り迎え、子供との時間。
ただでさえ余裕がなく忙しい毎日なのに、さらに受験対策のために睡眠時間を削り、思い通りに動かない我が子に四苦八苦し、減っていく残り時間にやきもき。。
なぜ、わざわざ苦労を買う必要があるのでしょうか。
一連の経験を振り返って母の視点で考えると、以下のメリットがあると思います。
- 子どもの小学校時代を自らデザインできる
我が子には、豊かな体験、経験の積み重ねを通じて、想像力と思考力を思う存分養ってほしい。知識の詰め込みよりも、柔らかい頭と心を持つ感受性豊かな子に育ってほしい。子供の小学校時代に対して、漠然と思い描いていた希望がありました。
私立小学校の中には、実体験や体験に関する発表活動などを教育の目玉とする学校も多く、理想像に近い生活を親が選んであげることができます。
- 子どもと真剣に向き合える
日々の生活に流されていると、いつの間にか子供のことで気に掛けるのは衣食住のみ…枝葉は全て保育園にお任せして、なんとなく母業をこなしているつもりでした。
ところが、お受験対策、特に学校選びや願書作成・面接を見据えると、子供の性格、長所・短所、得意・不得意など、子供のことをよく見て、日常的に分析するようになります。必要に迫られたことがきっかけでも、いつの間にか、親として成長させてもらえた気がしています。
- 中学・高校受験の回避
中学受験のためには、小学校3年生、4年生頃から塾通いを始める方が多いとききます。これは、自分の思い描く、伸び伸びとした小学校生活のイメージと違いました。また、自分自身に中学受験の経験がなく、よく感覚が掴めない点も不安でした。
放課後の塾通いを数年間も支える物理的・精神的負担を思えば、1年間子供と一体化して頑張ることの方が、自分には合っていると思えました。
上記の点の他、子供自身、受験準備を通じて心も、体も、大きく成長してくれました。
この点は、他の記事でも触れていきたいと思います。
2.そうは言っても、しんどい。~小学校受験のデメリット~
メリットも多くあるお受験ですが、もちろん一筋縄ではいきません。
母の視点でのデメリットは、以下の点がありそうです。
- 自分の時間は、少なくとも1年間はほぼゼロ
- 対策にかかる経済的な負担
- 子供の人生への責任を感じる精神的な負担
決して楽ではない道のりですが、メリットも大きい小学校受験です。